ドライヤーに延長コードは危険?安全な選び方と使い方を徹底解説

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鏡の前で髪を乾かしたいのに、ドライヤーのコードがコンセントに届かない…そんな経験はありませんか?つい手近な延長コードを使いたくなりますが、実はその行為、火災に繋がる重大な危険をはらんでいます。ドライヤーは一般的な家電の中でも特に消費電力が大きく、間違った延長コードを選ぶと発熱や発火の恐れがあるのです。この記事では、なぜドライヤーに延長コードの使用が危険なのか、その科学的な理由と実際の事故事例を徹底解説。さらに、どうしても必要な場合のために、美容家電のプロが安全な延長コードの選び方と、命を守るための絶対的な使い方を、PSEマークの知識も含めて具体的にお教えします。

  • ドライヤーの延長コード使用に潜む4つの重大な危険性
  • 火災を防ぐための延長コードの正しい選び方と必須条件
  • 安全の証「PSEマーク」のひし形と丸形の見分け方
  • 専門家が教える延長コードの絶対厳守な使用ルール
目次

ドライヤーに延長コードは危険?火災に繋がる4つの理由

  • 理由1:消費電力が限界超え!コードの発熱と発火の仕組み
  • 理由2:束ね・ねじれ・踏みつけによるコード損傷とショート
  • 理由3:メーカー非推奨!保証対象外になる金銭的リスク
  • 理由4:NITEが警告する実際の火災・火傷事故事例

理由1:消費電力が限界超え!コードの発熱と発火の仕組み

ドライヤーの延長コード使用が危険とされる最大の理由は、その圧倒的な消費電力にあります。ドライヤーは、家庭にある電化製品の中でもトップクラスの電気を消費するアイテム。一般的なモデルで1200W(ワット)、大風量タイプでは1500Wに達するものも珍しくありません。

一方で、私たちが普段目にする延長コードの多くは、安全に流せる電気の量の上限である「定格容量」が1500Wに設定されています。これは日本の家庭用コンセントが1か所あたり15A(アンペア)までという制限に基づいています(電力W = 電圧V × 電流A、つまり 100V × 15A = 1500W)。

一見すると、1200Wのドライヤーを1500Wの延長コードで使うなら「300Wの余裕があるから安全」と思いがちです。しかし、これが大きな落とし穴。1200Wという数値は、延長コードの能力の80%を常に使い続けることを意味します。この状態は、車で言えば高速道路をアクセル全開に近い状態で走り続けるようなもの。コード全体やプラグの接続部分には常に大きな負荷がかかり、ジュール熱という抵抗熱が発生し続けます。この熱がコードのビニール被覆を少しずつ劣化させ、最終的には中の銅線が剥き出しになり、ショート(短絡)して火花が発生、火災に至るのです。

特に注意したいのが、ドライヤーと他の家電(スマホの充電器など)を同じ延長コードで同時に使う「たこ足配線」です。例えば、1200Wのドライヤーと300Wのヘアアイロンを同時に使えば合計1500Wとなり、定格容量ギリギリです。ここにさらに別の機器を繋げば、即座に容量オーバーとなり、発熱や発火の危険性が極めて高まります。

ドライヤーの消費電力がどれほど大きいか、他の家電と比べてみましょう。その差は一目瞭然ですよ。
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家電製品 消費電力(目安)
ヘアドライヤー 600W~1500W
電子レンジ 1200W~1300W
アイロン 1000W~1200W
IHジャー炊飯器(炊飯時) 約1300W
食器洗い乾燥機 約1300W
テレビ(液晶42型) 150W~200W
冷蔵庫(450L) 150W~300W
スマートフォン充電器 10W~30W

このように、ドライヤーは電子レンジや炊飯器といった調理家電に匹敵する、非常にパワフルな機器なのです。この事実を認識することが、安全な使用への第一歩となります。

理由2:束ね・ねじれ・踏みつけによるコード損傷とショート

延長コードが原因の火災は、定格容量の超過だけでなく、物理的な損傷によっても頻繁に発生しています。特にドライヤーのような高出力家電では、わずかなコードの傷が重大な事故に直結するため、細心の注意が必要です。

最も危険な行為の一つが、コードを束ねたまま使用することです。コードが束ねられていると、内部で発生した熱が放出されずにこもってしまい、異常な高温状態になります。製品評価技術基盤機構(NITE)が行った再現実験では、定格を超える電流を流した束ねられたコードが、わずか25分で180℃に達し発火したという衝撃的な結果も報告されています。コードリールを全て引き出さずに使うのも同様に非常に危険です。

また、ドライヤーの収納時によく見られる、コードを本体にきつく巻きつける行為もコードを傷める原因です。本体との接続部分(コードプロテクター)に繰り返し強い力が加わることで、内部の細い銅線が少しずつ切れていく「半断線」という状態になります。半断線した部分は電気が流れにくくなるため、そこが抵抗となって異常発熱し、火花を散らして発火する恐れがあります。

さらに、延長コードは床に置かれることが多いため、家具の脚で踏まれたり、ドアに挟まれたりするリスクも常に伴います。このような強い圧力がかかると、コードの被覆が破れたり、内部の銅線が損傷したりします。見た目には問題がなくても、内部で傷ついたコードにドライヤーの大電流が流れた瞬間、ショートして火災が発生する可能性があるのです。

電源コードのトラブルは、ドライヤー本体のコードでも同様に起こります。収納する際は、本体に巻きつけるのではなく、ゆるく円を描くように束ねるのが正しい方法です。日頃からコードを丁寧に扱う習慣が、事故を防ぎます。

理由3:メーカー非推奨!保証対象外になる金銭的リスク

電気的な危険性に加え、経済的なリスクも無視できません。実は、パナソニックやダイソンをはじめとする、ほとんどの大手家電メーカーは、ドライヤーの取扱説明書で延長コードの使用を明確に禁止しています。

例えば、パナソニックの公式サイトや取扱説明書には「延長コードを使用せず、定格15A以上のコンセントを単独で使用する」という注意書きがはっきりと記載されています。同様に、ダイソンのドライヤーの取扱説明書にも「延長コード、電源タップなどの電気器具を介しての電源接続はお避け下さい」と明記されています。

なぜメーカーはこれほど厳しく禁止するのでしょうか。それは、メーカーがユーザーの家庭にある無数の延長コードの品質や状態まで管理できないためです。自社の製品が高性能・高出力であることを熟知しているからこそ、品質の不明な延長コードを介して使用されることで発生しうる性能低下、故障、そして何よりも火災事故のリスクを避けるための、当然の安全措置なのです。

この「メーカー非推奨」という事実がもたらす最も直接的な影響は、保証の問題です。もし延長コードを使用してドライヤーが故障したり、万が一火災などの事故が発生した場合、たとえ保証期間内であっても「取扱説明書に反した不適切な使用方法」と判断され、保証の対象外となる可能性が非常に高いのです。数万円もする高機能なドライヤーの修理費や買い替え費用を全額自己負担することになれば、その経済的損失は計り知れません。

ドライヤーを設計した技術者たちが「危険だ」と判断しているのです。その警告には、安全を守るための確かな理由があります。メーカーの指示に従うことが、製品を長く安全に使うための最も確実な方法と言えるでしょう。

理由4:NITEが警告する実際の火災・火傷事故事例

これまで述べてきた危険性は、決して理論上の話ではありません。製品の安全性を評価する国の機関であるNITE(製品評価技術基盤機構)には、ドライヤーや延長コードが関わる実際の事故事例が数多く報告されており、繰り返し注意喚起が行われています。

以下は、NITEによって公表された、実際に起きた事故事例です。

【事例1:コードの不適切な扱いで火傷】
ヘアドライヤーの収納時に、電源コードを本体にきつく巻きつけることを繰り返していた。その結果、コードの付け根部分の芯線が断線。使用中にショートして火花が飛び散り、使用者が火傷を負った。

【事例2:たこ足配線による発火】
定格電流10Aの古い延長コードに、テレビや電子レンジ、電気ポットなどを接続し、容量を超える「たこ足配線」状態で使用。さらにコードを束ねていたため、束ねた部分が異常発熱し、発火。住宅の一部を焼損する火災となった。(ドライヤーも同様に高出力のため、同様の事故リスクがあります)

【事例3:湿気とホコリによるトラッキング火災】
湿気とホコリが多い場所で延長コードを使用していたため、プラグの刃の間に溜まったホコリが湿気を吸って電気の通り道(トラック)を形成。ショートを繰り返し、最終的に発火した。

これらの事例からわかるように、「定格容量」「コードの扱い」「設置環境」という3つの要素が、事故発生の大きな引き金となっています。NITEの報告によると、2019年から2023年の5年間に発生した配線器具の火災事故126件のうち、使い方や設置状況が要因とみられる事故は50件にものぼります。便利な道具であるはずの延長コードが、一瞬にして凶器に変わりうるという現実を、私たちは重く受け止める必要があります。

ドライヤーに使える延長コードの安全な選び方と使い方

  • 【最重要】PSEマークを確認!「ひし形」が必須の理由
  • 定格容量は「15A・1500W」以上を必ず選ぶ
  • コードの太さ(スケア数)と難燃性素材にも注目
  • 安全機能をチェック!トラッキング防止や抜け止め
  • 鉄則!ドライヤー延長コードの【絶対厳守】な使い方

【最重要】PSEマークを確認!「ひし形」が必須の理由

ドライヤー用の延長コードを選ぶ上で、絶対に譲れない最低条件「PSEマーク」の確認です。PSEマークは、日本の法律である「電気用品安全法」に基づき、国の定めた安全基準を満たしていることを証明する、いわば電気製品の“安全のお墨付き”です。このマークがない製品は、日本国内での製造・輸入・販売が法律で禁止されています。

そして、PSEマークには「ひし形」「丸形」の2種類があり、この違いを理解することが極めて重要です。

  • 丸形PSEマーク
    「特定電気用品以外の電気用品」に表示されます。テレビや冷蔵庫などが該当し、製造事業者が自らの責任において国の基準に適合していることを確認(自主検査)すれば表示できます。
  • ひし形PSEマーク
    「特定電気用品」に表示されます。これは、構造上、特に火災や感電の危険性が高いと判断された製品群で、ACアダプターや電源プラグなどが該当します。これらの製品は、事業者の自主検査だけでなく、国に登録された第三者検査機関(JQAなど)による厳格な適合性検査に合格しなければ、マークを表示できません。

ここからが最も重要なポイントです。かつて延長コードは丸形PSEマークの対象でしたが、たこ足配線などによる火災事故が多発したことを受け、経済産業省は法改正を実施。2012年以降、「延長コードセット」はより安全基準が厳しい「特定電気用品」に指定されました。

つまり、現在、安全な製品として正規に販売されているドライヤーに使用可能な延長コードには、必ず「ひし形PSEマーク」が表示されていなければならないのです。もし店頭で丸形PSEマークの延長コードを見かけた場合、それは法改正前の古い製品か、安全基準を満たしていない違法な製品の可能性があります。絶対に購入しないでください。

「ひし形PSEマーク」は、過去の事故事例を教訓に、私たちの安全を守るために生まれた、より信頼性の高い安全の証です。単なる記号ではなく、政府が介入して安全基準を強化した歴史的背景があることを知っておくと、その重要性がより深く理解できるでしょう。

定格容量は「15A・1500W」以上を必ず選ぶ

PSEマークの次に確認すべきは、製品の「定格容量」です。これは、その延長コードが安全に流せる電気の最大量を示しており、パッケージや製品本体に必ず記載されています。

前述の通り、日本の家庭用コンセントは1か所あたり15A(アンペア)、電力にして1500W(ワット)まで供給できるように設計されています。そのため、ドライヤーのような高出力な家電を接続する延長コードも、このコンセントの能力に完全に対応できるものでなければなりません。

したがって、延長コードを選ぶ際は、必ず「定格:15A 125V」や「合計1500Wまで」といった表示があることを確認してください。この表示は、法改正後の「特定電気用品」としての延長コードセットに義務付けられているものでもあります。

古い家屋や一部の安価な製品の中には、定格容量が7A(700W)や10A(1000W)といった、より低いものも存在します。もし、このような低容量の延長コードに1200Wのドライヤーを接続すれば、コードは瞬時に許容量を超え、被覆が溶けたり、最悪の場合は発火したりする危険が非常に高くなります。

パッケージを隅々まで確認してください。「1500W」の文字が見当たらなければ、その製品はドライヤー用としては絶対に使用できません。安全のため、迷わず棚に戻しましょう。

コードの太さ(スケア数)と難燃性素材にも注目

PSEマークと定格容量という必須条件をクリアしたら、さらに一歩進んだプロの視点で、より安全性の高い製品を選びましょう。注目すべきは「コードの断面積(太さ)」「素材」です。

電気コードは、太ければ太いほど電気抵抗が少なくなり、同じ量の電気を流しても発熱しにくくなります。これは、細い水道管よりも太い水道管の方が、水をスムーズに大量に流せるのと同じ原理です。コードの太さは「mm²(平方ミリメートル)」という単位で表され、この数値が大きいほど太いコードであることを意味します。

一般的な1500W対応の延長コードでは1.25mm²のものが多く使われていますが、より安全性を追求するなら、2.0mm²のコードを採用した製品を選ぶことを強く推奨します。特に屋外用や電動工具用として販売されている「極太コード」タイプの製品は、この基準を満たしていることが多く、ドライヤーのような高負荷が続く用途には最適です。発熱が格段に抑えられ、安全マージンが大きく向上します。

また、プラグやタップ本体の素材も重要です。安全基準を満たした製品は、万が一異常発熱が起きても燃え広がりにくい「難燃性(なんねんせい)素材」で作られています。特に「UL94 V-0」という規格は、非常に高い難燃性を示す指標です。シェル(外郭)の材質として、難燃性に優れたPC(ポリカーボネート)樹脂などが使われている製品は、より安心して使用できます。

安全機能をチェック!トラッキング防止や抜け止め

日々の安全な使用をサポートしてくれる、便利な付加機能にも注目しましょう。これらは必須ではありませんが、より高いレベルで事故を予防するのに役立ちます。

まず確認したいのが「トラッキング防止機能」です。トラッキング現象とは、コンセントとプラグの隙間に溜まったホコリが湿気を吸い、電気の通り道となって発火する火災のこと。これを防ぐため、プラグの根元(刃の付け根)が絶縁キャップでカバーされている製品を選びましょう。特に、洗面所周りなど、ホコリや湿気が多い場所で使う可能性を考えると、この機能は非常に有効です。

次に、差込口に「ほこり防止シャッター」が付いていると、使っていない差込口へのホコリの侵入を防ぎ、トラッキング火災のリスクをさらに低減できます。小さなお子様がいるご家庭では、いたずらによる感電防止にも繋がります。

また、「抜け止め機能」も便利な機能の一つです。これは、プラグを差し込んだ後に少し回転させることでロックがかかり、コードをうっかり引っ張ってしまっても抜けにくくなる仕組みです。ドライヤー使用中にプラグが抜けてしまうストレスを防ぐとともに、中途半端な差し込み(接触不良)による発熱リスクも回避できます。

これらの安全機能は、製品パッケージにアイコンなどで分かりやすく表示されていることが多いです。少し価格が高くなるかもしれませんが、日々の安心と安全のための投資と考え、積極的に選ぶことをおすすめします。

鉄則!ドライヤー延長コードの【絶対厳守】な使い方

どんなに高性能で安全な延長コードを選んでも、使い方を間違えればすべてが台無しになります。ドライヤーで延長コードを使用する際は、これから挙げる5つの鉄則を必ず守ってください。これは、あなた自身と家族の安全を守るための、絶対に破ってはならないルールです。

鉄則1:【ドライヤー専用】で使う
延長コードの使用中は、他のいかなる電化製品も絶対に接続しないでください。スマートフォンの充電器、ヘアアイロン、電気シェーバーなど、たとえ消費電力が小さくてもNGです。その延長コードは、ドライヤー1台のためだけの専用線としてください。

鉄則2:【完全に伸ばして】使う
コードを束ねたり、巻いたりしたまま使用するのは厳禁です。熱がこもり、火災の直接的な原因となります。使用前には必ずコードを完全にほどき、まっすぐに伸ばした状態にしてください。

鉄則3:【踏まず、挟まず】配線する
コードをカーペットや絨毯の下敷きにしたり、家具の脚で踏みつけたり、ドアに挟んだりしないでください。目に見えない内部損傷を引き起こし、ショートの原因となります。人が歩く場所を避け、コードに圧力がかからないルートで配線しましょう。

鉄則4:【毎回点検】を習慣にする
使用前に、プラグやコードに焦げ付き、変色、ひび割れなどの異常がないかを目で見て確認する習慣をつけましょう。使用中にプラグ部分が異常に熱くなっていると感じたら、それは危険のサインです。直ちに使用を中止してください。

鉄則5:【消耗品】と心得る
延長コードは一生ものではありません。一般的に、寿命は3年~5年が目安とされています。長年の使用で内部は確実に劣化します。見た目に問題がなくても、古いものは定期的に新しいものへ交換しましょう。数千円の投資で、火災のリスクを大幅に減らすことができます。

ドライヤー用延長コード 安全チェックリスト

購入時と使用時に、このリストで最終確認を!

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チェック項目 確認内容
購入時 ひし形PSEマークがあるか?
□ 定格容量が1500W(15A)か?
□(推奨)コードの太さが2.0mm²か?
□(推奨)トラッキング防止プラグか?
使用時 ドライヤー専用で使っているか?
□ コードを完全に伸ばしているか?
□ コードが踏まれたり挟まれたりしていないか?
□ 使用前に異常がないか点検したか?
古くなっていないか(5年以上経過していないか)?

総括:ドライヤーの延長コードは「正しく選んで、正しく使う」が大原則

この記事のまとめです。

  • ドライヤーは家庭用電化製品の中でトップクラスの消費電力(1200W以上)である。
  • 一般的な延長コードの定格容量は1500Wであり、ドライヤー使用時は常に限界に近い負荷がかかる。
  • 高負荷による発熱はコードの被覆を劣化させ、ショートや火災の原因となる。
  • コードを束ねたままの使用は熱がこもり、極めて危険である。
  • コードを本体に巻きつける収納は、付け根部分の断線を招き、発火リスクを高める。
  • パナソニックやダイソンなど、主要メーカーはドライヤーでの延長コード使用を明確に禁止している。
  • メーカーの指示に反した使用で故障した場合、保証対象外となる可能性が高い。
  • 国の機関NITEには、延長コードやドライヤーが原因の火災・火傷事故が多数報告されている。
  • 延長コードを選ぶ際は、国の安全基準を満たした証である「PSEマーク」が必須である。
  • 事故多発を受け、延長コードはより基準の厳しい「特定電気用品」に指定された。
  • 安全な延長コードには、第三者機関の検査をクリアした「ひし形PSEマーク」が必ず表示されている。
  • 定格容量は「1500W」または「15A」と明記された製品を必ず選ぶこと。
  • より安全性を高めるなら、コードの太さが2.0mm²以上の製品が推奨される。
  • トラッキング火災を防ぐ「トラッキング防止プラグ」や「ほこり防止シャッター」などの安全機能も有効である。
  • 延長コードを使用する際は、必ずドライヤー専用とし、たこ足配線をしないこと。
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この記事を書いた人

家電好きなブロガー。
ドライヤーの機能や使い方を、みんなにわかりやすくお届けします。

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